ノートも自炊しましょう。

最近は本をスキャンしてiPod Touchなどの携帯端末に入れて活用することを自炊と呼びますが、自分で書いたノートも自炊してしまえば、たくさんの「ノート」というなの資料を溜め込む必要がなくなるのではないかと思います。
ノートの自炊するためのポイントを書き出してみました。


■自炊に適したノート
まずは、ノートを自炊をするには、自炊に適したノートを選びましょう。綴じノートでもいいのですが、リング式ノートでカット用のミシン目がついているものがお勧めです。そうすれば、ノートとして使っておいて使い終えたらミシン目を自分でカットして1枚の紙にするとができ、そのままスキャンすることができます。ページ数の多い綴じノートだと大きな断裁機でカットしないといけなくなるかもしれません。

■ミシン目つきリングノート
(1)コクヨ フィラーノート(A4,B5)
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/filler/

(2)東大生ノート(ス-T155BTのみ)
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/dotkei/

(3)マルマン社 セプトクルール(A4サイズからB7サイズまで)
http://www.e-maruman.co.jp/products/notebook/sept/


ノートは安価なのでいろいろ試してみるといいでしょう。


■ノートの使い方
受信したメール、添付されたWORD、EXCEL、PDFデータ、FAX用紙など資料は、印刷して見開きで左側のページに貼り付けます。見開きの左の場合は、リングが手に当たってメモが書きにくいので、資料を貼り付けるためのページ専用に使います。

そして資料をみた結果やるべき事項や気がついたことなどのメモを見開きで右側のページに書きます。リングに手があたらず、気にせずにメモをすることができます。資料を張ってすぐのときは、メモを書くページ以降に資料が貼っていないのでノートは平らになっているのでメモをが書きやすいです。

情報を集めたままにせずにノートに貼り付けたりメモを書き足したりして情報を一元化します。そうするとノートにまとめると情報の散乱がなくなり、ノートだけ見ればいいので、資料を探す時間も少なくなります。
机の周りをすっきりして作業の効率化につながります。


■ノートのデータ化
ノートを全ページ使い終わったらパソコンや携帯端末で活用するためにデータ化する方法について説明します。

データ化するのは簡単です。ミシン目がついているノートの場合は、ミシン目で切り取ってドキュメントスキャナーで一気にスキャンするだけです。見開きでスキャンするときや綴じノートをスキャンする場合はフラットベットスキャナーでスキャンするといいでしょう。また、ドキュメントスキャナーで1ページずつスキャンしておいて画像処理ソフトでスキャンしたデータを処理すれば見開きデータにすることもできます。ノートに資料を貼り付けていくとノートは膨れ上がりますが、データ化しておけば膨らまずに持ち運びに便利になります。

そして、スキャンする場合パソコンで活用するならPDFファイルがお勧めです。何ページあってもPDFファイルならノート1冊分で1ファイルにすることができます。iPod Touchなどの携帯端末の場合は、JPEG形式で保存すればいいでしょう。そしてノートごとにフォルダーを作ってまとめておけば便利です。

データ化したら、不要なノートは捨ててしまいましょう。保管しておいても場所をとるだけだから・・。時間がたつと思い入れが出てきてしまって捨てられなくなるので・・・。